「県民の美術思想の普及と地域文化の発展に寄与すること」をねらいとして開催された県展実施母体として、また県内の美術家の親睦団体として1953年発足しました。
第1部日本画・第2部洋画・第3部彫刻・第4部工芸・第5部書・第6部写真と6部門で構成され、年1回の総会と親睦会また新年会にて会員同士の交流を図っています。
県教育委員会と共催で開催される県展も2010年には60回記念を迎えることができました。
以下に美術家協会第2代会長髙田誠氏の言葉を抜粋します。
“「 … われわれ運営にたずさわっている者は、常に公平に、一党一派に偏することなく、いかなる傾向の作品でも、いやしくも鑑賞にたえるものであるならば、陳列するように心掛けなくてはならないと思います。一つの主義主張を持って集まった、いわゆる芸術運動とは違うのです。いろいろの考えを持っている人がいていいのです。広く一般の方々に、県在住の人々の作品をお見せし、また出品のみなさんの創作意欲を高めるのがねらいだろうと思います。 … 」”